岡山市倉敷市の公認会計士 税理士 森島会計事務所

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05月

繰延税金資産、865社で積み増し

2014年3月期決算にてマツダやセイコーエプソンなど865社が繰延税金資産を積み増し、当期純利益が大きく改善したそうです(日経5/28朝刊より)。そもそも繰延税金資産とは何ぞや?ですが、(小難しい)理屈を知りたい方はコチラ

税効果会計って①

税効果会計って②

税効果会計って③

 

イメージだけでつかむなら、払った税金(法人税や住民税等)の一部を税金の「前払い」と考え、その前払い分を貸借対照表の「資産」として計上することです。資産として計上するということはその分、当期純利益が増えると思っていただいて結構です。

資産は通常、将来会社に「お金が入ってくる」がゆえ資産なのですが、繰延税金資産は将来会社に「お金の支払いがない」がゆえの資産です。税金を前払いしているからその分将来税金を支払わなくていいという理屈です。

・・・今の説明だけでも何ともボンヤリとしてませんか?もちろん会計理論上はキチンと説明のつく資産ですが、現場の感覚から言うと架空(言い過ぎ(笑))・・・もとい、何となく実在性に乏しい資産なんですね。

皆さんが株式投資(上場会社)をされる際、もし投資先の決算書を見る機会があるのなら、この繰延税金資産に注目してみて下さい。業績が不安定にもかかわらず、多額の繰延税金資産が計上されているようでしたら、その会社の利益はかなり怪しいと疑ってかかっても差支えないかもしれません。

 

 

岡山県の中小企業向け補助金 その2

前回に追加して補助金の紹介を致します。ご参照ください。

<きらめき岡山創成ファンド>

対象者:

  • 県内の中小企業者及び起業予定者
  • 中小企業者の団体

 

対象事業:

  • 県内の中小企業者及び研究開発事業(ミクロものづくり分野)
  • 地域産業資源を活用した研究開発事業・販路開拓事業等

 

受付期間:

  • 平成26年5月7日~平成26年6月6日(お急ぎください!)

 

概要:

ちなみにここで言う「地域産業資源」の要件には、

地域情報誌や新聞、テレビで10回程度取り上げられた等があり、

個人的にはなかなか厳しい気がしなくもありません。

詳細はこちら

岡山県の中小企業向け補助金

昨日、岡山県産業振興財団主催の平成26年度支援事業説明会に伺いました。その中で中小企業向けの様々な補助金の説明がなされてました。ここで一部ご紹介します。

<創業支援系補助金>

①おかやまチャレンジサポート補助金(岡山県)

補助対象者:

「創業補助金」

県内において、平成26年4月1日から平成27年2月末日に中小企業等として創業又は創業予定の者

「第二創業補助金」

既に事業を営んでいる中小企業等において、平成26年4月から平成27年2月末日までに後継者が先代から事業を引き継いだ上で、業態転換や新事業・新分野に進出する者

補助金額:

100万円以内(補助対象経費の1/2)

受付期間:

平成26年5月19日~7月25日

リンクはこちら

②創業促進補助金(国)

補助対象者:

「創業」

これから創業する者で個人開業又は会社等の設立を行う者(平成25年3月23日以降に設立を行った者)

「第二創業」

既に事業を営んでいる中小企業等において後継者が先代から事業を引き継いだ場合に業態転換や新事業・新分野に進出する者

補助金額:

200万円未満(事業費の2/3)

残りの資金を金融機関から融資が充分見込めること

受付期間:

平成26年6月30日17時必着

リンクはこちら

①と②は併用できません。興味のある方はご参考ください。